クリスマス

冬の灯りに心を寄せて - 北欧と日本、それぞれのクリスマス

木の葉が舞い落ちる季節が過ぎると、街には少しずつクリスマスの気配が立ち始めます。ショーウィンドウに飾られたリースや、夜空を彩るイルミネーション。日本ではすっかり冬の風物詩として定着したクリスマスですが、そのあり方は、国や文化によってずいぶんと異なるものです。

たとえば、北欧のクリスマス。フィンランドやスウェーデンなどでは、長く暗い冬の中にあって、人々は「光」をとても大切にします。12月に入ると、家々の窓辺にはキャンドルや星形のランプが灯され、静かな光が街を包みます。それは華やかなイルミネーションとはまた異なる、どこか内省的で、あたたかな明かりです。

北欧ではクリスマスは「家族で過ごす時間」。12月24日から25日にかけて、多くの人が帰省し、ゆっくりと食卓を囲みながら、手作りの料理や伝統的なお菓子を楽しみます。子どもたちは本物のもみの木に飾りつけをし、サンタクロースを待ちわびる。贈り物の交換もありますが、それはあくまで静かな時間の一部。喧騒ではなく、「つながり」を感じるための行事なのです。

一方、日本のクリスマスは、どちらかというと「イベント」としての性格が強いように感じます。街はきらびやかに飾り立てられ、恋人たちの特別な日としてのイメージも根強いものがあります。クリスマスケーキやフライドチキンなど、独自に発展した“日本風クリスマス”も、ある意味ユニークで魅力的です。宗教的な背景が比較的希薄な分、柔軟に形を変え、誰でも自由に楽しめる「季節の行事」として親しまれているのかもしれません。

ただ、どちらのクリスマスにも共通しているのは、「大切な人と穏やかな時間を過ごす」という想い。日々の慌ただしさの中で、ほんのひととき立ち止まり、誰かを想ったり、感謝の気持ちを言葉にしたりする時間は、どんな形であれ心を豊かにしてくれるものです。

今年のクリスマスは、少しだけ北欧に倣って、部屋にキャンドルを灯し、静かにお茶を飲みながら過ごしてみるのもいいかもしれません。外の寒さを忘れるような、ぬくもりに満ちたひとときを。

忙しい年末にもお肌の手入れはしっかりと・・

https://saudadejapan.thebase.in/items/21704255

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